Linuxでddコマンド使ってisoイメージをUSBメモリに書き込む方法

最近は、Linuxディストロのお試しには、Virtualboxを利用することが多くなったが、それでも、体感速度など、実際にインストールしてみなければ分からない点も多い。そんなときは、サイズ1GBから2GBくらいの余ったUSBメモリ(このサイズのわざわざ買うと割高になる)が手元にあるなら、これを活用すると便利だ。

今回は、Linux上で約2GBのUSBメモリにLinux Mint 18.1 CinnamonのISOインストールディスクイメージを書き込むという想定で、その方法をメモに残してみた。

デバイス名の確認をする

Windows上では、ブート可能なISOイメージをUSBメモリに書き込むためのGUIツールはたくさんあるが、Linux上では主に、端末から、ddコマンド(ddはdataset definitionの略)を利用して書き込みを行うことになる。GUIツールと違って、一文字でも違うと、大切なデータを消失してしまうという危険があるので、DDコマンドを打ち込む前には、デバイス名をしっかり確認しておくことが重要。

デバイス名の確認には、fdiskコマンドを利用できる。

$ sudo fdisk -l 

fdiskコマンドの実行結果は次のとおり。

今回は、サイズ1.9GBの/dev/sddがisoイメージを書き込みたいUSBメモリのデバイス名ということになる。/dev/sdd1といったパーティションは指定できない。
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DebianベースのBunsenLabs LinuxにGNOME 3をイントールしてみた

DebianベースのBunsenLabs Linux端末から次のコマンドを実行して、デスクトップ環境のGNOME 3をインストールしてみた。

$ sudo apt-get install task-gnome-desktop --no-install-recommends

途中、ディスプレイマネジャーをGDMにするかLightDMにするかと問われるが、特にこだわりがなければ、デフォルトのLightDMを選択。

再起動後、ログイン画面の右上の右から2番めアイコンをクリックし、プルダウンメニューからGNOMEを選択してログイン。予想通り、そこには、Debian 8の世界が広がっていた。

gnome3onbunsen03

意外に新鮮なGNOME 3のUI

BunsenLabs Linuxについては、過去記事を参考にしてもらうとして、GNOME 3についていうと、Macライクでもなく、WindowsライクでもないGNOME 3独自のUIも、馴れてくるとなかなか使い勝手がよい。また、ログイン時にGNOMEクラシックを選択すれば、GNOME 2に近いUIを選択することもできる。

さらに、Tweak Tookを使えば、フォントやアイコンを自分好みのものに手軽に変更できる。

なお、この記事は、BunsenLabs Linuxをメインで使いつつ、ときどきデスクトップ環境をGNOME 3に切り替えて使いたいという人のためのソリューションなので、素直にDebianでGNOME 3を試したいという人は、Debianの公式サイトからインストールイメージをダウンロードして、インストールの際に、デフォルトのデスクトップ環境にGNOME 3を選択するのもよいだろう。

もちろん、Debianにこだわらなくても、RedHat系のFedoraCentOSでもインストール時に、デスクトップ環境にGNOME 3を選択できる。VirtualBoxにCentOS 7をインストールした過去記事もあるのでどうぞ。

クールな軽量Linuxディストロ/BunsenLabs Linuxのお試し環境を作ってみた

BunsenLabs Linuxは、昨年2月に開発中止となったLinuxディストロCrunchBangを引き継いて開発が続けられ、今年4月29日にバージョンHydrogenが正式リリースされた。

BunsenLabsLinux_Inst01

デスクトップ環境は、ウィンドウマネージャーのOpenBox上に構築されている。

WindowsやMacに追いつけ追い越せとばかり、高機能なデスクトップ環境を持つLinuxディストロが人気を博している昨今、BunsenLabs Linuxのデスクトップ環境は、どちらかといえば地味な部類に入るのだろうが、実際に使ってみると、スクリーンショットで見るより、遥かにカッコイイ。

また、Debian 8 jessieをベースとしているということもあり、引退したPCを復活させるための軽量Linuxディストロとしても、一役買ってくれそうな気がする。

BunsenLabs LinuxをCD/DVD/USBドライブからのインストール

BunsenLabs Linuxのインストールに関して、最も簡単で確実な方法は、本家サイトのインストレーションページに行って、isoイメージをダウンロードし、これをCD/DVD/USBドライブに焼付け、インストールディスクを作る方法だろう。

BunsenLabsLinux_Inst02

bl-Hydrogen-i386+NonPAE_20160710.isoが、PAE非対応のPCに対するisoイメージ。これら3つのisoイメージから自分の環境に合ったものをダウンロードする。

インストールはDebian 8そのもの

先ずは、インストールディスクからPCを立ち上げる。

BunsenLabsLinux_Inst03
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LMDE 2にVirtualBoxのDebian 8用パッケージをインストールしてみた

LMDE 2 Betsy(Linux Mint Debian Editionの最新版)にVirtualBoxのDebian 8用のパッケージをインストールしてみた。
なお、Linux Mint Debian Editionは、DebianのTest版をベース(通常版のLinux MintのベースはUbuntu安定版)にしたディストリビューション。

パッケージのダウンロード

先ずは、Oracleの公式サイトのダウンロードページに行く。

LMDE2Virtualbox01

Debian 8用のパッケージを選択し、これをダウンロード。

パッケージのインストール

ターミナルソフトから、ダウンロードしたパッケージのある階層に行き、次のコマンドを実行。

$ sudo dpkg -i virtualbox-5.0_5.0.12-104815-Debian-jessie_amd64.deb

VirtrualBoxの設定

インストールが終了したら、次のコマンドでVirtrualBoxを起動。

$ virtualbox

ここから先の設定法は、Windows環境とほぼ同じ。過去記事などを参考にして、お気に入りのディストリビューションをVirturlBoxにセットアップする。

LMDE2Virtualbox03

なお、VirtualBox起動時にCD/DVDドライブを認識できないことがあれば、メニューのデバイス→光学ドライブから、具体的にCD/DVDドライブを指定する。

Windows10上のVirtualBoxにCentOS 7をインストールしてみた

VirtualBoxにCentOS 7をインストールしてみた。

VirtualBoxのセットアップ

Windows10にVirtualBoxがインストールされているものとして話を進める。インストール方法や初期設定については過去記事などを参照。

先ずは、VirtualBoxマネージャーを起動して、新規ボタンをクリック。

CentOS7onVirtualBox17

名前を入力(例えばcentos7_vdiなど)して、割り当てるメモリーサイズを決定。CentOS 7は最低でも512MBとなっているが、Oracleソフトウエアをインストールするためには、1GB以上が必要。

CentOS7onVirtualBox01
CentOS7onVirtualBox02

ラジオボタン「仮想ハードディスクを作成」(デフォルト)が選択されていることを確認して作成ボタンをクリックすると、「仮想ハードディスクの作成」画面が表示される。ここで、ファイルサイズを決定。ファイル形式は、デフォルトのVDI形式(Vagrantでは、VMDK形式が使用されているので、仮想ハードディスクのサイズの変更はできない)、可変サイズになっていることを確認して、作成ボタンをクリックする。

CentOS7onVirtualBox03

最後に、VirtualBoxマネージャーの設定ボタンをクリックして、ストレージをクリック後、CD/DVDドライブアイコンを選択。ここで、OKボタンをクリックすれば、CentOS 7をインストールするための仮想環境の準備完了。

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Windows10にVirtualBoxとVagrantでCentOSの仮想環境を作ってみた

Windows10が想像していた以上に良くなっていたので、VirtualBoxとVagrantでCentOS 6.5の仮想環境を作ってみた。

VirtualBoxのインストール

Vagrantコマンドのセットアップの前に、仮想化ソフトのインストールをする。今回は、VirtualBoxを使うので、公式サイトから最新のWindows版をダウンロードしておく。PCの仮想化支援機能も有効化しておく。 なお、最新版のVirtualBoxは、5.0.2だが、”Please be aware that Windows 10 is not yet officially supported!”(Windows10は公式にサポートしていないってことを承知してください)という注意書きがある。まあ、この書き方だと5.0.2でも使えなくもなさそうだが、5.0.3のテスト版だと、いくつかの問題は解決済みということなので、こちらをダウンロードして試してみた。

Win10_VirtualBox01
Win10_VirtualBox02

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、セットアップ画面が現れたら、Nextボタンを押す。 インストール先(Location)の選択画面が現れるので、デフォルト以外を選ぶ人は、Browseボタンを押して、インストール先を決定する。Vagrantのセットアップ時に、インストール先のパスが必要になるので、メモ(忘れても深刻な問題ではない)しておく。

Win10_VirtualBox03
Win10_VirtualBox05


デスクトップやクイック起動ボックスにショートカットを作るかどうかなどをチェックボックスで指定。続いて、いったんネットワークを切断するよという警告がでるので、問題がなければYesボタンを選択。

Win10_VirtualBox06
Win10_VirtualBox07

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Linux Mint 17.2へのアップグレード手順

Linux Mint 17.2がリリーズされ、LinuxMint公式サイトに17.1からのアップグレード手順が発表されたので、さっそく挑戦してみた。

アップグレードの手順

構築している環境によっては、アップグレードによって、動作がおかしくなるというリスクもあるので、先ずは、作業前にデータのバックアップを取っておく。

次に、メニュー→システム管理→アップデートマネージャを起動して、更新ボタンをクリックする。mintupdateというパッケージ名にチェックが入っていることを確認して、「アップデートをインストール」ボタンをクリックする。続いて、mint-update-infoが表示されるので、同じ要領で「アップデートをインストール」ボタンをクリック。

LinuxMint17_2Upgrade01

LinuxMint17_2Upgrade02

上記の手順を「このシステムは最新の状態です」という表示が出るまで続けると、アップデートマネージャの編集メニューに「Upgrade to 17.2 Rafaela」という項目が現れる。

LinuxMint17_2Upgrade03

LinuxMint17_2Upgrade04

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さくらのVPSでCentOS 6をインストールしてみた(Webサーバー構築編)

前回の「さくらのVPSでCentOS 6をインストールしてみた(初期設定編)」に続く、Webサーバー構築編をどうぞ。

Apacheのインストール

Ubuntu/Debian系では、apache2だが、CentOSではhttpdのインストールとなる。

$ sudo yum -y install httpd

インストールが完了したら、次のコマンドでhttpdをスタートさせる。

$ sudo service httpd start

ここで、確認のため、さくらのVPSのIPアドレスにアクセスしてみる。次のような画面が出たら、Apache2は正常に動作していることを示している。

Apach-on-CenOS6-01

最後に、次のコマンドで、再起動時に自動でhttpdが立ち上がるように設定しておく。

$ sudo chkconfig httpd on

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さくらのVPSでCentOS 6をインストールしてみた(初期設定編)

最近、仕事でCentOSを使わざるを得ないという事情があって、さくらのVPSにSSDタイプのアカウントを追加申し込みしてみた。

標準OSのインストールと初期設定

さくらのVPSの標準OSは、64ビット版のCentOS 6で、OSインストール時に、SMTPサーバーのpostfixとリモートログインに必要なsshがいっしょにインストールされるようになっている。

ということで、先ずは、さくらのVPSの管理画面にログインして、プルダウンメニューから「標準OSインストール」を選択する。

Install_CentOS_SakuraVPS01

インストールが完了したら、コンソールを立ち上げる。

Install_CentOS_SakuraVPS02

コンソールが立ち上がったら、先ずはpasswdコマンドでrootパスワードを変更する。

# passwd

続いて、useraddコマンドで一般ユーザー(例えばhoge)の追加してパスワードの設定を行う。

# useradd hoge 
# passwd hoge

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年代物のMacBookでトリプルブートPCを作ってみた

昨年の9月、知人から譲り受けたMacBook(Mid 2007)ブラックモデルにメモリを増設し、HDDを交換などして、Mac OS X、Windows7、Linux MintのトリプルブートPCを作ってみた。

macbook00

以下、その手順。

Linux Mint用をパーテション領域を用意

  1. HDDを交換後、Mac OS X 10.6 Snow Leopardをインストール。
  2. Linux Mintのインストール用Live CD/DVDをセットし、Ctrlキーを押しながらMacBookを立ち上げる。
  3. 矢印キーでEFI Bootという項目を選択してエンターキーを押す
  4. Live CD/DVDで立ち上がったら、Gpartedを使い、Mac OS Xの後ろにLinux用の空き領域(100GBほど)を作る。

Boot Campを使ってWindows7をインストール

Linux用の空き領域が確保できたら、MacBookを再起動。Mac OS X上でBoot Campを使い、Windwos7をインストールする。

なお、このMacBookはMac OS X Snow Leopardまでしか対応していないので、Boot CampでインストールできるのはWindwos7まで。

Boot Campの使い方は、アップルの公式サイトにもあるが、個人的にはこの記事が分かりやすい(かつ共感するところもある)と思う。

Linux Mintのインストール

続いて、Linux Mintのインストール用Live CD/DVDをセットし、Ctrlキーを押したまま、MacBookを再起動する。選択画面でEFI Bootを選択。Live CD/DVDでMacBookを立ち上がったら、デスクトップ上のインストールアイコンをクリックして、Linux Mintをインストールする。

Linux Mintの具体的なインストール方法は、過去記事「Linux Mint Debian Edition 201403のインストールと日本語化」や「Linux Mint 16 Xfceのインストールと日本語化」などを参考にしていただきたい。
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