Debian 7.5でFirefoxとIceweaselを共存させる方法

今さら説明する必要もないと思うが、DebianにデフォルトでインストールされているIceweaselは、Firefoxからフォークしたブラウザだ。Weaselは英語でイタチのことだから、Iceweaselを直訳すると「氷のイタチ」ということになり、ロゴと名称からいうと、「炎のキツネ」のFirefoxとは真逆のコンセプトとなっている。

FirefoxOnDebian01
FirefoxOnDebian03

Debianが、Firefoxを使わない最大の理由は、Mozillaの商標権とDebianガイドラインが相容れないこと(IceowlとThunderbirdも同じ理由)にあるようだ。あと、古いバージョンにセキュリティパッチを当てるという、Debianのパッケージ管理のポリシーとMozillaのポリシーがぶつかったともいわれている。

現在のところ、機能的には、両者にまったく同じものといってもよいので、Debianユーザーは黙ってIceweaselを使うということで問題はないだろう。

ただ、例えば、引退したWindowsXPマシンをDebianで現役復帰させてオフィスで使う際、「Iceweaselって何よ?」という声が上がるかも(ここではGoogle Chrome入れたらいいだろうという意見は無視)しれない。また、最新版のFirefoxのUIが好きだという人もいるかも(逆の人もいるだろうが)しれない。

ということで、少々強引だが、以下、DebianでもFirefoxを使いたいというときのための設定法をメモしてみた。
Continue Reading…

DebianベースになったwattOS R8のお試しインストール

超軽量LinuxデイストロwattOSの最新版R8がリリースされた。今回のバージョンでは、UbuntuベースからDebianベースのLinuxディストロに生まれ変わっている。

デスクトップ環境によって、LXDE版、MATE版、Microwatt(軽量XウィンドウシステムOpenboxを採用)の3種類が提供され、それぞれに32bit版と64bit版のCD/DVDイメージ(Microwattは32bit版のみ)がある。バリエーションはこれまでどおり。

MATEデスクトップ版のインストール

さっそく、wattOSの公式サイトからCD/DVDイメージをダウンロードして、これでインストールCD/DVDを作成する。今回は、自宅で使っているデスクトップPCへのインストールだったので、MATEデスクトップの64bit版を選択した。

wattosR8-00
wattosR8-02

インストールCD/DVDでPCを立ち上げ、Liveを選択。デスクトップ画面が現れたら、Install wattOSアイコンをダブルクリック。

wattosR8-03
wattosR8-04

先ずは、言語の選択と時間設定。
Continue Reading…

Linux Mint Debian EditionにOracle JDK 8をインストールしてみた

Linux Mint Debian Edition 201403で、Play framework(JavaとScalaのためのMVCフレームワーク)を利用するために、Oracle JDK 8をセットアップしてみた。

Oracle JDK 8のダウンロードから設定まで

先ずは、Oracleの公式サイトに行って、自分の環境に合ったJDKのバージョンをダウンロードする。今回は、64bit版のLinux Mint Debian Editionへのインストールなので、jdk-8-linux-x64.tar.gzをダウンロードする。

Java8onLMDE01

例えば、ダウンロードしたファイルが/home/hoge/tmp内あるとして、これを解凍して、/usr/lib/jvmに移動するとしたら、次のようなコマンドとなる。

$ cd /home/hoge/tmp
$ sudo tar xvfz jdk-8-linux-x64.tar.gz -C /usr/lib/jvm

続いて、次の一連のコマンドを実行。

$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/java java /usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/java 1065
$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/javac javac /usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/javac 1065
$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/jar jar /usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/jar 1065
$ sudo update-alternatives --install /usr/bin/javaws javaws /usr/lib/jvm/jdk1.8.0/bin/javaws 1065

Continue Reading…

Linux Mint Debian Edition 201403のインストールと日本語化

Linux Mint Debian Edition(略称LMDE)は、UbuntuベースのMint LinuxをDebian Testingベースに置き換えたディストリビューションだ。最新版のLinux Mint Debian Edition 201403がリリースされているようなので、新しいデスクトップPCにお試しインストールしてみた。

DVDイメージのダウンロードからインストールまで

先ずはLinux Mintの公式サイトに行って、自分の環境に適したDVDイメージをダウンロードする。Linux Mint Debianにはデスクトップ環境によってCinamon版とMATE版が用意されていて、それぞれに32bit版と64bit版がある。

自分の環境に適したDVDイメージをダウンロードしたら、LinuxであればBraseroやWindowsであればCDBurnerXPなど、使い慣れたDVDバーナーソフトで、インストール用DVDを作成して、これでPCを立ち上げる。

LMDE201403MATE_Inst01

デスクトップ上にあるInstall Mint Linuxアイコンをダブルクリックするとインストールが始まる。

LMDE201403MATE_Inst02
LMDE201403MATE_Inst03

最初は言語選択。ここで日本語を選択すれば、そこから先はすべて日本語の説明となる。「進む」ボタンを押すと、次はタイムゾーンの設定となる。

LMDE201403MATE_Inst04
LMDE201403MATE_Inst05

続いて、キーボードの設定、ユーザーアカウントの設定と進む。
Continue Reading…

Linux Mint 16にUbuntu Oneをセットアップしてみた

Ubuntu Oneは、その名のとおり、LinuxディストリビューションのひとつUbuntuユーザーに提供されたオンラインストレージサービスだ。早い段階でWindwosやiPhone、Androidに対応しており、最近ではMac OS Xにも対応している。

オンラインストレージサービスとしては、Dropboxの方がはるかに有名だが、登録時に無料で付与されるストレージスペースについていえば、Dropboxが2GBなのに対して、Ubuntu Oneの場合は、5GBということで、なかなか健闘している。

本来、このサービス、Ubuntuユーザー向けだが、Ubuntu以外のディストリビューション(といってもUbuntuベースだが)でも利用できるらしいので、Linux Mint 16 CinnamonやXfceにお試しセットアップしてみた。

Ubuntu Oneのセットアップ

参考にしたブログ記事は次のとおりで、タイトルは、Linux Mint 15となっているが、Linux Mint 16 CinnamonやXfceでも問題なくセットアップできた。

なお、このブログでは、レポジトリにnoobslabを追加することになっているが、コメントで、このレポジトリの追加は必要ないとの指摘があり、実際にやってみると、レポジトリの追加なしでインストールできた。

よって、以下の1行でインストールが完了することになる。

$ sudo apt-get install ubuntuone-client ubuntuone-control-panel ubuntuone-client-proxy ubuntuone-control-panel-qt

インストール後は、続けて端末から次の一行を打ち込むか又はスタートメニューからUbuntu Oneを選択する。

$ ubuntuone-control-panel-qt

Ubuntu Oneの設定ウィンドウが開くので、すでにUbuntu Oneのアカウントを持っている人は、「既存のアカウントでサインイン」ボタンをクリック。それ以外の人は「まだアカウントを持っていません。サインアップする」ボタンを選択する。
Continue Reading…

Linux Mint 16 Xfceのインストールと日本語化

Linux Mint 16 “Petra” Xfceは、Ubuntu 13.10ベースのディストリビューションで、デスクトップ環境にはXfceが採用されている

Linux Mint 16シリーズには、Xfce以外にMATEやCinnamon、KDE版などがあるが、これらのなかでは、Xfce版が最軽量(かつてはLDXE版もあったが)ということで、今回はこちらを試してみた。

Linux Mint 16 Xfceのインストール

先ずはLinux Mintの公式サイトからLinux Mint 16 XfceのDVDイメージをダウンローして、これでインストール用のDVDを作成。続いて、このDVDでPCを立ち上げる。

LinuxMint16Xfce_Inst01

デスクトップ上にあるLinux Mint Installアイコンをダブルクリック。

LinuxMint16Xfce_Inst03
LinuxMint16Xfce_Inst04

最初は言語選択。ここで日本語を選択すれば、そこから先はすべて日本語の説明となる。次へボタンでインストールの準備のチェック画面に進む。

LinuxMint16Xfce_Inst05
LinuxMint16Xfce_Inst06

続く、インストールの種類で、「その他」を選択すると、インストール先やブートローダについて細かな設定ができる。設定が終わって、インストールボタンを押せば、タイムゾーンの設定へと進む。
Continue Reading…

Windows8.1上のCygwinにSSHをセットアップしてみた

Windows上にUnixライクな環境を構築するCygwinにOpenSSHをインストールして、さくらのVPSに公開鍵認証方式でアクセスできるようにセットアップしてみた。

先ずは、Cygwinの公式ページから32bit用また64bit用のセットアッププログラムをダウンロード。ダウンロードした実行プログラム(Setup.exe)をダブルクリックすると、Cygwinのインストールが始まる。

Openssh_on_cygwin_01
Openssh_on_cygwin_02

初期画面で「次へ」ボタンをクリックするとインストールタイプの選択となる。デフォルトはインターネット経由。これで問題なければ、そのまま次へ進む。

Openssh_on_cygwin_03
Openssh_on_cygwin_04

続いて、ルートディレクトリの選択。デフォルトでは、PCユーザー全員がCygwinを使える設定となっているが、これで問題なければ、次に進み、ローカルパッケージのインストール先を選択する。

Openssh_on_cygwin_05
Openssh_on_cygwin_06

以後、インターネット接続やダウンロードサイトの選択へと続く。
Continue Reading…

超軽量Linuxディストロ/wattOS R7.5のインストールと日本語化

wattOS R7.5は、Ubuntu 13.04をベースとした軽量Linuxディストリビューションひとつだ。インストールされているアプリケーションも必要最小限のものに抑えられていて、その名(電力の単位ワット)の通り、省電力を目指したLinuxディストリビューションという内容になっている。

wattOS R7.5 Microwattのインストール

今回は、最軽量のものを試してみたかったので、wattOSの公式サイトからMicrowattのCDイメージをダウンロードしてみた。

wattOS R7.5にはデスクトップ環境によって、LXDE版、MATE版、Microwatt(軽量XウィンドウシステムPekWMを採用)の3種類があり、LXDE版、MATE版にはそれぞれ32bit版と64bit版のCDイメージが提供されているが、Microwattは32bit版のみとなっている。これは、旧式の非力なPCでも快適に動作するエディションという基本コンセプトによるためのようだ。

Linux上であればBrasero等のCD/DVDライティングソフトを使って、インストール用のLive CDを作成し、これでPCを立ち上げる。

wattOSR75_inst01
wattOSR75_inst02

選択画面が表示されたら、一番上のLive – boot the Live Systemを選択。次にログイン画面が現れるので、ユーザー名にguest、パスワードを空白にして、ログインする。ログイン後、画面左下の電球アイコンをクリックして、Preferencesからinstall wattOSを選択。これでインストールが始まる。

wattOSR75_inst05
wattOSR75_inst06-2

言語選択の画面では、2バイト文字が文字化けしていて日本語が選択できない。このため、Englishを選択するしかない。当然、これ以後は、すべて英語になるが、Ubuntu 13.04インストール時の日本語の指示などを参考にしてもらえば、特別に難しい場面はない。
Continue Reading…

NEC LaVieノートにXubuntu 13.10をインストール

事務所の片隅で働く、年代物のNECのノートPC LaVie L370/JD(Windows Vista搭載・その他のスペックはこちら)にXubuntu 13.10をインストールしてみた。

Xubuntu 13.10のインストール

インストール手順そのものは、Ubuntuの手順とまったく同じ。先ずは公式サイトからDVDイメージをダウンロードして、これをBrasero等でDVDに焼き付ける。このDVDで、ノートPCを立ち上げ、インストールを開始する。

Xubuntu13_10_Inst01

日本語を選択して、「続ける」ボタンをクリック。次のインストールの準備画面で、2つの項目に緑のチェックマークがついていれば準備完了。最下段の2つのチェックボックスについても、特別の事情がない限りチェックを入れておく。

Xubuntu13_10_Inst02
Xubuntu13_10_Inst03

次のページの「インストールの種類」では、今回は一番下の「それ以外」を選択。パーティションを指定してインストールする。
Continue Reading…

Linux Mint 15 KDEというプチ贅沢な選択肢

先月、Linux Mint 15 “Olivia” KDEがリリースされた。
Linux Mint 15 “Olivia”シリーズは、Ubuntu 13.04をベース(Debian TestingベースにしたLMDEもある)にしたディストリビューションで、CinammonやMATEという独自のデスクトップ環境の他に、 XfceやLXDE、そして今回レポートするKDEなど、デスクトップ環境別にリリースされることになっている。

Linux Mint KDEのインストール

ということで、先ずは、Linux Mintの公式サイトからDVDイメージをダウンロードして、インストールDVDを作成。
作成したDVDでPCを立ち上げ、デスクトップ上にあるInstall Linux Mintアイコンをダブルクリックする。

LinuxMintKDE15inst01

最初は言語の選択。EnglishをJapaneseに変更する。

LinuxMintKDE15inst02
Continue Reading…