絶対にお奨めしたいUbuntu10.10へのアップグレード

昨夜、自宅のUbuntu搭載ノートPCを10.10にアップグレードした。Ubuntu公式サイトの10.10へのアップグレード方法では、10.04からの場合は、ネットワークアップグレードが推奨されている。

なお、昨日、ネットワークアップグレードに挑戦して失敗した事務所のUbuntu搭載PCだが、どうも、クラッシュが原因でシステムが損傷している可能性が高いので、こちらは、10.04のパーティションをいったん初期化して、自宅のPCで作成した10.10のCDから、新規インストールした。

以前にも、このノートPCでサスペンド状態から復帰できなくなったことがあった。どうもビデオドライバが不具合を起こしているように思えてならない。ちなみに、このノートPCに搭載されているビデオチップはATI Radeonだ。

今回のアップグレードで、xserver-xorg-video-atiがバージョンアップするので、大いに期待が持てそうだ。


デフォルトのブラウザがFirefoxからGoogle Chromeに変わるのではないかという噂があったが、10.10ではFirefoxが標準ブラウザだった。

ところで、10.10のsynapticパッケージマネージャーからインストールできるのは、ChromeではなくChromiumになっているのだが、こちらは英語版だ。別にChromiumでも大差はないし、少し待てば、日本語版も出るだろうから慌てる必要もないと思うが、お急ぎの方なら、Googleのサイトから最新版のChromeをダウンロードすればよいだろう。ダウンロード完了後、ファイルを右クリックして、「Ubuntuソフトウエアセンターで開く」で簡単にインストールができる。

とにかく10.10になって、使い勝手が向上したうえに、体感速度も上がり、良い事尽くめ。印刷機能が不完全という点を除けば、WindowsやMacと互角に渡り合える内容に近づいている。すでに10.04をインストールしているなら、今回のアップグレードは絶対におすすめだ。

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