Linuxでddコマンド使ってisoイメージをUSBメモリに書き込む方法

最近は、Linuxディストロのお試しには、Virtualboxを利用することが多くなったが、それでも、体感速度など、実際にインストールしてみなければ分からない点も多い。そんなときは、サイズ1GBから2GBくらいの余ったUSBメモリ(このサイズのわざわざ買うと割高になる)が手元にあるなら、これを活用すると便利だ。

今回は、Linux上で約2GBのUSBメモリにLinux Mint 18.1 CinnamonのISOインストールディスクイメージを書き込むという想定で、その方法をメモに残してみた。

デバイス名の確認をする

Windows上では、ブート可能なISOイメージをUSBメモリに書き込むためのGUIツールはたくさんあるが、Linux上では主に、端末から、ddコマンド(ddはdataset definitionの略)を利用して書き込みを行うことになる。GUIツールと違って、一文字でも違うと、大切なデータを消失してしまうという危険があるので、DDコマンドを打ち込む前には、デバイス名をしっかり確認しておくことが重要。

デバイス名の確認には、fdiskコマンドを利用できる。

$ sudo fdisk -l 

fdiskコマンドの実行結果は次のとおり。

今回は、サイズ1.9GBの/dev/sddがisoイメージを書き込みたいUSBメモリのデバイス名ということになる。/dev/sdd1といったパーティションは指定できない。
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カスペルスキーはWindows界で最強のセキュリティソフトなのか

最近は、インターネットの世界もますます物騒な時代になっていて、特にWinodowsでインターネットに接続する場合、Microsoftが無料で提供するマルウェア対策ソフトWindows Defender (Windows7の場合はMicrosoft Security Essential)だけでは、危ないというのはもはや常識となりつつある。

となると、次にセキュリティソフトに何を選べばよいかということが問題になる。ところが、これがなかなか難しい。無償のものから有償のものまで、多種多様な製品があり、それぞれの製品のホームページを訪ねても、どこもうちが一番だと謳っていて、その根拠もまちまちだ。

そこで、今回は、第三者機関による評価はどうなんだとうということで、セキュリティソフトの比較検証を行う独立機関の最大手のひとつAV-TEST.orgの評価に、自分の経験と周囲の人々の評判などを加味して、年間ランキングを作ってみた。

2016年度セキュリティソフト年間ランキング(AV-TEST/Windows部門)

  1. カスペルスキー セキュリティ 2017
  2. ウイルスバスタークラウド
  3. スーパーセキュリティZERO (Bitdefender)
  4. Avira Antivirus Pro 2016
  5. ノートン セキュリティ
  6. Quick Heal Total Security 17.0
  7. Avast Free AntiVirus 2016
  8. ESET Smart Security

上記の製品は、2016年度のTEST.orgの評価結果を基づき、上半期(4月発表)と下半期(10月発表)でTop Product(ベスト5)に選ばれたものを中心にセレクトされている。1位から4位の製品は上半期と下半期の両方で受賞したもの、5~6位はどちらかの期で受賞したものとなっている。


それぞれの順位は、AV-TESTの結果に、日本語サポートやコストパフォーマンス、実際に使用してみた感想、周囲の評判などを加味しているので、あくまでも参考程度と考えてほしい。特に、コストパフォーマンスについては、個人が使用するデバイスの状況(例えばPC一台だけなのかスマホもあるのかなど)や契約年数、キャンペーンなどによっても違ってくるので、それぞれのホームページで確認してもらいたい。

カスペルスキーが順当に首位、ノートンとESETは意外な結果に

ネット上でも評価の高いカスペルスキーが首位というのは、ある意味順当だろう。内容的にもProtection(防護力)、Performance(軽さ)、Usability(使いやすさ)の3部門でまんべんなく高評価を獲得している。

先日も、ある日突然インターネットに繋がらなくなったというWindows10搭載のノートPCが持ち込まれてきたので、内臓HDD取り出し、カスペルスキーがインストールされているデスクトップPCに繋いでスキャンしてみたところ、不審な動きをするAdwareを発見。これを隔離したら、見事に問題が解決した。


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DebianベースのBunsenLabs LinuxにGNOME 3をイントールしてみた

DebianベースのBunsenLabs Linux端末から次のコマンドを実行して、デスクトップ環境のGNOME 3をインストールしてみた。

$ sudo apt-get install task-gnome-desktop --no-install-recommends

途中、ディスプレイマネジャーをGDMにするかLightDMにするかと問われるが、特にこだわりがなければ、デフォルトのLightDMを選択。

再起動後、ログイン画面の右上の右から2番めアイコンをクリックし、プルダウンメニューからGNOMEを選択してログイン。予想通り、そこには、Debian 8の世界が広がっていた。

gnome3onbunsen03

意外に新鮮なGNOME 3のUI

BunsenLabs Linuxについては、過去記事を参考にしてもらうとして、GNOME 3についていうと、Macライクでもなく、WindowsライクでもないGNOME 3独自のUIも、馴れてくるとなかなか使い勝手がよい。また、ログイン時にGNOMEクラシックを選択すれば、GNOME 2に近いUIを選択することもできる。

さらに、Tweak Tookを使えば、フォントやアイコンを自分好みのものに手軽に変更できる。

なお、この記事は、BunsenLabs Linuxをメインで使いつつ、ときどきデスクトップ環境をGNOME 3に切り替えて使いたいという人のためのソリューションなので、素直にDebianでGNOME 3を試したいという人は、Debianの公式サイトからインストールイメージをダウンロードして、インストールの際に、デフォルトのデスクトップ環境にGNOME 3を選択するのもよいだろう。

もちろん、Debianにこだわらなくても、RedHat系のFedoraCentOSでもインストール時に、デスクトップ環境にGNOME 3を選択できる。VirtualBoxにCentOS 7をインストールした過去記事もあるのでどうぞ。

クールな軽量Linuxディストロ/BunsenLabs Linuxのお試し環境を作ってみた

BunsenLabs Linuxは、昨年2月に開発中止となったLinuxディストロCrunchBangを引き継いて開発が続けられ、今年4月29日にバージョンHydrogenが正式リリースされた。

BunsenLabsLinux_Inst01

デスクトップ環境は、ウィンドウマネージャーのOpenBox上に構築されている。

WindowsやMacに追いつけ追い越せとばかり、高機能なデスクトップ環境を持つLinuxディストロが人気を博している昨今、BunsenLabs Linuxのデスクトップ環境は、どちらかといえば地味な部類に入るのだろうが、実際に使ってみると、スクリーンショットで見るより、遥かにカッコイイ。

また、Debian 8 jessieをベースとしているということもあり、引退したPCを復活させるための軽量Linuxディストロとしても、一役買ってくれそうな気がする。

BunsenLabs LinuxをCD/DVD/USBドライブからのインストール

BunsenLabs Linuxのインストールに関して、最も簡単で確実な方法は、本家サイトのインストレーションページに行って、isoイメージをダウンロードし、これをCD/DVD/USBドライブに焼付け、インストールディスクを作る方法だろう。

BunsenLabsLinux_Inst02

bl-Hydrogen-i386+NonPAE_20160710.isoが、PAE非対応のPCに対するisoイメージ。これら3つのisoイメージから自分の環境に合ったものをダウンロードする。

インストールはDebian 8そのもの

先ずは、インストールディスクからPCを立ち上げる。

BunsenLabsLinux_Inst03
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熊本地震の被災地復興支援情報のまとめ

PlayForKumamoto
◎42ヶ所の施設で無料の充電サービスが提供
http://mobilelaby.com/blog-entry-free-battery-charging-spot.html

◎公衆電話マップ(熊本市内無料 4月16日 9時43分現在)
https://www.ntt-west.co.jp/ptd/map/guidemap/118079470_470557900

◎熊本市の給水ポイント 4月16日(第7報)19:30現在
http://www.city.kumamoto.jp/kinkyu/pub/default.aspx?c_id=3

※熊本市内水道局に直接行けば、ほぼ待たずに一人6Lのお水がもらえるそうです(駐車場有)

◎災害に伴う道路情報 http://cyber.pref.kumamoto.jp/bousai/Content/asp/topics/topics_list.asp?PageID=14

◎熊本県避難所マップ
http://crisis.yahoo.co.jp/shelter/list/43/

◎Google災害情報 避難所 ルートマップ
https://www.google.org/publicalerts?hl=ja

◎ペット同伴避難受入れ施設~熊本市「竜之介動物病院」
https://www.facebook.com/akihiko.tokuda

◎炊き出し&支援物資集積地点
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z0vaopp-YVgI.ka7mLuXcpem0
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LMDE 2にVirtualBoxのDebian 8用パッケージをインストールしてみた

LMDE 2 Betsy(Linux Mint Debian Editionの最新版)にVirtualBoxのDebian 8用のパッケージをインストールしてみた。
なお、Linux Mint Debian Editionは、DebianのTest版をベース(通常版のLinux MintのベースはUbuntu安定版)にしたディストリビューション。

パッケージのダウンロード

先ずは、Oracleの公式サイトのダウンロードページに行く。

LMDE2Virtualbox01

Debian 8用のパッケージを選択し、これをダウンロード。

パッケージのインストール

ターミナルソフトから、ダウンロードしたパッケージのある階層に行き、次のコマンドを実行。

$ sudo dpkg -i virtualbox-5.0_5.0.12-104815-Debian-jessie_amd64.deb

VirtrualBoxの設定

インストールが終了したら、次のコマンドでVirtrualBoxを起動。

$ virtualbox

ここから先の設定法は、Windows環境とほぼ同じ。過去記事などを参考にして、お気に入りのディストリビューションをVirturlBoxにセットアップする。

LMDE2Virtualbox03

なお、VirtualBox起動時にCD/DVDドライブを認識できないことがあれば、メニューのデバイス→光学ドライブから、具体的にCD/DVDドライブを指定する。

Windows10上のVirtualBoxにCentOS 7をインストールしてみた

VirtualBoxにCentOS 7をインストールしてみた。

VirtualBoxのセットアップ

Windows10にVirtualBoxがインストールされているものとして話を進める。インストール方法や初期設定については過去記事などを参照。

先ずは、VirtualBoxマネージャーを起動して、新規ボタンをクリック。

CentOS7onVirtualBox17

名前を入力(例えばcentos7_vdiなど)して、割り当てるメモリーサイズを決定。CentOS 7は最低でも512MBとなっているが、Oracleソフトウエアをインストールするためには、1GB以上が必要。

CentOS7onVirtualBox01
CentOS7onVirtualBox02

ラジオボタン「仮想ハードディスクを作成」(デフォルト)が選択されていることを確認して作成ボタンをクリックすると、「仮想ハードディスクの作成」画面が表示される。ここで、ファイルサイズを決定。ファイル形式は、デフォルトのVDI形式(Vagrantでは、VMDK形式が使用されているので、仮想ハードディスクのサイズの変更はできない)、可変サイズになっていることを確認して、作成ボタンをクリックする。

CentOS7onVirtualBox03

最後に、VirtualBoxマネージャーの設定ボタンをクリックして、ストレージをクリック後、CD/DVDドライブアイコンを選択。ここで、OKボタンをクリックすれば、CentOS 7をインストールするための仮想環境の準備完了。

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Windows10にVirtualBoxとVagrantでCentOSの仮想環境を作ってみた

Windows10が想像していた以上に良くなっていたので、VirtualBoxとVagrantでCentOS 6.5の仮想環境を作ってみた。

VirtualBoxのインストール

Vagrantコマンドのセットアップの前に、仮想化ソフトのインストールをする。今回は、VirtualBoxを使うので、公式サイトから最新のWindows版をダウンロードしておく。PCの仮想化支援機能も有効化しておく。 なお、最新版のVirtualBoxは、5.0.2だが、”Please be aware that Windows 10 is not yet officially supported!”(Windows10は公式にサポートしていないってことを承知してください)という注意書きがある。まあ、この書き方だと5.0.2でも使えなくもなさそうだが、5.0.3のテスト版だと、いくつかの問題は解決済みということなので、こちらをダウンロードして試してみた。

Win10_VirtualBox01
Win10_VirtualBox02

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、セットアップ画面が現れたら、Nextボタンを押す。 インストール先(Location)の選択画面が現れるので、デフォルト以外を選ぶ人は、Browseボタンを押して、インストール先を決定する。Vagrantのセットアップ時に、インストール先のパスが必要になるので、メモ(忘れても深刻な問題ではない)しておく。

Win10_VirtualBox03
Win10_VirtualBox05


デスクトップやクイック起動ボックスにショートカットを作るかどうかなどをチェックボックスで指定。続いて、いったんネットワークを切断するよという警告がでるので、問題がなければYesボタンを選択。

Win10_VirtualBox06
Win10_VirtualBox07

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Linux Mint 17.2へのアップグレード手順

Linux Mint 17.2がリリーズされ、LinuxMint公式サイトに17.1からのアップグレード手順が発表されたので、さっそく挑戦してみた。

アップグレードの手順

構築している環境によっては、アップグレードによって、動作がおかしくなるというリスクもあるので、先ずは、作業前にデータのバックアップを取っておく。

次に、メニュー→システム管理→アップデートマネージャを起動して、更新ボタンをクリックする。mintupdateというパッケージ名にチェックが入っていることを確認して、「アップデートをインストール」ボタンをクリックする。続いて、mint-update-infoが表示されるので、同じ要領で「アップデートをインストール」ボタンをクリック。

LinuxMint17_2Upgrade01

LinuxMint17_2Upgrade02

上記の手順を「このシステムは最新の状態です」という表示が出るまで続けると、アップデートマネージャの編集メニューに「Upgrade to 17.2 Rafaela」という項目が現れる。

LinuxMint17_2Upgrade03

LinuxMint17_2Upgrade04

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さくらのVPSでCentOS 6をインストールしてみた(Webサーバー構築編)

前回の「さくらのVPSでCentOS 6をインストールしてみた(初期設定編)」に続く、Webサーバー構築編をどうぞ。

Apacheのインストール

Ubuntu/Debian系では、apache2だが、CentOSではhttpdのインストールとなる。

$ sudo yum -y install httpd

インストールが完了したら、次のコマンドでhttpdをスタートさせる。

$ sudo service httpd start

ここで、確認のため、さくらのVPSのIPアドレスにアクセスしてみる。次のような画面が出たら、Apache2は正常に動作していることを示している。

Apach-on-CenOS6-01

最後に、次のコマンドで、再起動時に自動でhttpdが立ち上がるように設定しておく。

$ sudo chkconfig httpd on

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