DebianベースのBunsenLabs LinuxにGNOME 3をイントールしてみた

DebianベースのBunsenLabs Linux端末から次のコマンドを実行して、デスクトップ環境のGNOME 3をインストールしてみた。

$ sudo apt-get install task-gnome-desktop --no-install-recommends

途中、ディスプレイマネジャーをGDMにするかLightDMにするかと問われるが、特にこだわりがなければ、デフォルトのLightDMを選択。

再起動後、ログイン画面の右上の右から2番めアイコンをクリックし、プルダウンメニューからGNOMEを選択してログイン。予想通り、そこには、Debian 8の世界が広がっていた。

gnome3onbunsen03

意外に新鮮なGNOME 3のUI

BunsenLabs Linuxについては、過去記事を参考にしてもらうとして、GNOME 3についていうと、Macライクでもなく、WindowsライクでもないGNOME 3独自のUIも、馴れてくるとなかなか使い勝手がよい。また、ログイン時にGNOMEクラシックを選択すれば、GNOME 2に近いUIを選択することもできる。

さらに、Tweak Tookを使えば、フォントやアイコンを自分好みのものに手軽に変更できる。

なお、この記事は、BunsenLabs Linuxをメインで使いつつ、ときどきデスクトップ環境をGNOME 3に切り替えて使いたいという人のためのソリューションなので、素直にDebianでGNOME 3を試したいという人は、Debianの公式サイトからインストールイメージをダウンロードして、インストールの際に、デフォルトのデスクトップ環境にGNOME 3を選択するのもよいだろう。

もちろん、Debianにこだわらなくても、RedHat系のFedoraCentOSでもインストール時に、デスクトップ環境にGNOME 3を選択できる。VirtualBoxにCentOS 7をインストールした過去記事もあるのでどうぞ。

Gnome3とMGSEで進化したLinux Mint 12

Ubuntuベースのディストリビューションとして、最近人気沸騰中のLinux Mintから、Ubuntu11.10ベースで、Linuxカーネル3.0のLinux Mint 12が登場した。

Linux Mintの最後の数字は、これまでUbuntuのバージョンを表していた。ところが、今回は、Ubuntu11.10ベースでありながら、12となっている。

これは、Gnome3とMGSE(Mint Gnome Shell Extensions)の採用によって、見た目と操作性が大きく進化したということのようだ。

これまで通りのインストール手順

外見は大きく変わったものの、インストール手順はこれまで通り。

先ずは、Linux Mintのサイトで自分の環ら境にあったDVD又はCDイメージをダウンロードして、これをBraseroなどでDVD又はCDに焼き付ける。

次に、PCを再起動して、DVD又はCDから立ち上げたら、デスクトップにInstall Linux Mintというアイコンが現れるので、これをダブルクリック。

日本語を選択して「続ける」ボタンをクリック。

インストールの準備が整ったら「続ける」ボタンをクリック。

自分の環境に合わせて選択。「それ以外」を選択すると詳細なパーティションができる。GRUBのインストール先も選択できる。

ロケーションの選択。日本人はみんな東京に住んでいることになっている。

キーボードレイアウトの選択。Macintoshもある。

アカウントの基本情報の登録。

インストール開始。レガシーPCならゆっくりコーヒーが飲める。

日本語環境は自分で整えよう

インストールが終わって、再起動すると、日本語入力ができないことに気づくだろう。Linux Mint 11までは、日本語を選択してインストールすれば、何もしなくて日本語入学ができていた。

どうもこれはインストーラーのバグの可能性が高いのだが、現在のLinuxの日本語環境構築は、昔と違って誰にでもできるレベルになっているので、取り合えす自分好みの日本語環境を整えてみよう。

日本語入力システムにAnthyを使うとした場合、インプットメソッド構築の組み合わせは次のとおり。それぞれのパッケージをapt-getコマンド又はSynapticパッケージマネジャーなどで、インストールするだけ。

iBusとAnthyの組み合わせは、Ubuntuでもお馴染みだが、Linux Mint 12の場合、日本語入力を選択したときに、Anthyのマークが表示されないという小さなバグがあるようだ。ただし、機能そのものには問題はない。

  • ibus
  • anthy
  • ibus-anthy

uimとAnthyの組み合わせは、Linux Mint Debianの記事でも紹介している。ただし、Linux Mint 12ではデフォルトテーマのツールバー背景色とマッチしないかもしれない。後は好みの問題。

  • uim
  • anthy
  • uim-anthy

SCIMとAnthyの組み合わせが、今のところ、最も無難かも。

  • scim
  • anthy
  • scim-anthy

思っていたほどメモリを消費しないLinux Mint 12

最後に、システムモニターによるメモリ消費量を確認したところ次のとおり。

以前、同じPCで計測したLinux Mint 11のメモリ消費量は、2GBメモリ中217.3MB(10.8%)だったが、今回のLinux Mint 12は2GBメモリ中165.0MB(8.2%)使用ということで、これはかなり優秀な成績。

Gnome3によるところの改善なのか、MGSEのチューニングの良さなのか、その当たりははっきりしないが、何れにしてもメモリ消費量が減少したことは朗報だ。UbuntuのUnityシェルとは対照的だ。

また、以前のMintの外観を愛するという人には、MATEというクラシックなデスクトップ環境も用意されている。

DVDでインストールした場合は、デフォルトでインストールされており、ログインの際に選択できるようになっている。CDでインストールした場合は、後からapt-getコマンドやSynapticパッケージマネジャなどで、mint-meta-mateパッケージをインストールすれば利用できる。

Linux Mint 11上にWordPress3.2のお試し環境を構築

WordPress3.2もいよいよRC1になり、そろそろ試しておかなければならなくなったので、Linux Mint 11にローカルお試し環境を構築してみた。構築の手順は、Ubuntu11.04でローカル構築したのときの走り書きを参考にした。

ローカル環境でWordPressををはじめとするWebアプリを動かすために必要なツールは、Apache2、PHP5、MySQLの3つ。端末から次のコマンドを順番に(一括でもよい)実効するとインストールできる。

$ sudo apt-get install apache2
$ sudo apt-get install php5 libapache2-mod-php5  php5-mysql 
$ sudo apt-get install mysql-server

mysql-serverのインストールの最後で、パスワードの設定が促されるので、任意の文字列を入力して、忘れないようにメモしておく。

mysql-server_pwd

あと、必須ではないが、次のツールも入れておく。
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Unityシェルで存在価値を増したLinux Mint 11

古いVaioにインストールしていたLinux Mint Debian Edition(以下LMDE)の調子が相変わらすおかしい。次のような現象に悩まされている。

  • Filezillaなどで、大量のファイルをアップロードしているときなど、突然、画面が崩れる。例え完全に崩れなかったときでも、段々と色がおかしくなって、最後は再起動しなければならなくなる。
  • ログインするたびに日時を合わせなければならない。

Intelのサイトから915GM Express内臓のビデオチップのDebian用のドライバをダウンロードして、少し弄ってみようかとも思ったが、よく考えてみると、ログインするたびに日時がおかしくなるという現象は、ビデオドライバとは関係がなさそうだ。

ちなみに、最初にLMDEのインストールに成功したLaVie(こちらはUbuntuとの相性が今ひとつだった)では、何の問題も起きていない。負荷のかかる仕事を与えてもサクサク動いている。また、Windows7 Professionalを搭載したデスクトップ機にもLMDEの64bit版をインストールしてみたが、こちらも快適に動作していて、VAIOで起きているような問題が起こる気配は感じられない。

どうもこれはVAIOとLMDEの相性問題っぽい。そこで、このPCでLMDEを走らせることは一旦諦めて、最近リリースされたばかりのLinux Mint 11をインストールしてみた。
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Linux Mint 10でエコでエレガントなノートPCに変身

HDDがクラッシュして放置したままになっていたノートPCがあったので、先週末、自宅に持ち帰ってLinuxで復活させみた。以下、簡単なインストールメモ。

compaq nx9040というのは、6年ほど前に発売されたモデルで、WindowsXP Professionalが搭載されていた。主なスペックは次のとおり。

CPU : CeleronM 360 / 1.4GHz
RAM : 512MB
HDD : 40GB(Ultra ATA-100、4,200rpm)
VGA : インテル® 855GMチップセット(内蔵型)
ビデオメモリ : 32MB(メインメモリと共有)
LAN : 内蔵 100Base-TX/10Base-T
オーディオ : Conexant CX20468-31 AC97 Audio Driver

HDDは、タッチパットの真下に格納されていた。引き出し式になっている蓋を外すためのネジを探すのに手間取ったが、2つのゴム栓を外してしまえば簡単に見つかった。十字ドライバーを使ってHDDを取り出してみると、日立製のTraverlstarだった。容量は40GBで回転数は4200rpmとなっている。なお、HDDにはHP独自のコネクタとジャンパーピン設定が付いているので、捨ててしまわないように注意が必要。

ネットで調べてみると、Western Digital製のHDDの方が割安だったが、相性問題が生じると厄介なので、日立製のTraverlstarシリーズを購入することにした。購入したHDDの容量は80GBで回転数は5400rpm。値段は5280円だった。 Continue Reading…