さくらのVPSでCentOS 6をインストールしてみた(Webサーバー構築編)

前回の「さくらのVPSでCentOS 6をインストールしてみた(初期設定編)」に続く、Webサーバー構築編をどうぞ。

Apacheのインストール

Ubuntu/Debian系では、apache2だが、CentOSではhttpdのインストールとなる。

$ sudo yum -y install httpd

インストールが完了したら、次のコマンドでhttpdをスタートさせる。

$ sudo service httpd start

ここで、確認のため、さくらのVPSのIPアドレスにアクセスしてみる。次のような画面が出たら、Apache2は正常に動作していることを示している。

Apach-on-CenOS6-01

最後に、次のコマンドで、再起動時に自動でhttpdが立ち上がるように設定しておく。

$ sudo chkconfig httpd on

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さくらのVPSでCentOS 6をインストールしてみた(初期設定編)

最近、仕事でCentOSを使わざるを得ないという事情があって、さくらのVPSにSSDタイプのアカウントを追加申し込みしてみた。

標準OSのインストールと初期設定

さくらのVPSの標準OSは、64ビット版のCentOS 6で、OSインストール時に、SMTPサーバーのpostfixとリモートログインに必要なsshがいっしょにインストールされるようになっている。

ということで、先ずは、さくらのVPSの管理画面にログインして、プルダウンメニューから「標準OSインストール」を選択する。

Install_CentOS_SakuraVPS01

インストールが完了したら、コンソールを立ち上げる。

Install_CentOS_SakuraVPS02

コンソールが立ち上がったら、先ずはpasswdコマンドでrootパスワードを変更する。

# passwd

続いて、useraddコマンドで一般ユーザー(例えばhoge)の追加してパスワードの設定を行う。

# useradd hoge 
# passwd hoge

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PHPフレームワーク Yii 2.0をさくらのVPSにセットアップしてみた

PHPフレームワークのYii 2.0が、今年の10月に正式にリリースされた。 日本では、多少マイナーな存在にも見えるが、世界的には、PHPフレームワークのベスト4争いに顔を出すほどの人気を誇っている。
後発のLaravelも、1年ほどまでは、Yiiと同じような状況にあったのだが、最近は日本でもその人気に火がついたような感がある。

ということで、Yiiもバージョン2.0のリリースをきっかけに、来年あたり人気急上昇となるのではという期待を込めて、さくらのVPS(OSはUbuntu14.04)上にYii 2.0のお試し環境を作ってみた。

Composerによるインストール

インストール方法には、従来型のYiiの公式サイトからzipファイルをダウンロードして、解凍したファイルをFTP経由でサーバーにアップロードするという従来の方法もあるが、Yii 2.0からは、Composerによるインストールができるようになった。 composerコマンドのインストール方法は次のとおり。

$ curl -s http://getcomposer.org/installer | php
$ mv composer.phar /usr/local/bin/composer

続いて、下記のコマンドにより、Yii 2.0がインストールが始まる。The Definitive Guide to Yii 2.0の例に従い、Yiiプロジェクト名はbasicとなっているが、この名称は自由に変更できる。

$ composer global require "fxp/composer-asset-plugin:1.0.0-beta4"
$ composer create-project --prefer-dist --stability=dev yiisoft/yii2-app-basic basic

なお、GithubのPersonal access tokensをcomposerに登録していない人は。インストールを始める前に、次のコマンドを実行しておく必要がある。

$ composer config -g github-oauth.github.com <oauthtoken>

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SilexベースのBolt CMSをさくらのVPSで試してみた

BoltCMS01

Bolt CMSは、PHPフレームワークのSilexをベースに開発されているCMSだ。

Silexは、Symfony2の開発者Fabien氏が、21個のSymfony2コンポーネット中から10個を厳選して作られたマイクロフレームワークだが、Bolt CMSには、これらのコンポーネントにORマッパーのDoctrine2やテンプレートエンジンのTwig等のライブラリなどが追加されている。

日本語の情報も少なく、管理画面も日本語化されていないということで、現時点では決して万人向けとは言えないが、着実にバージョンアップが重ねられており、これからの進化に期待できそうだ。
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Drupal7でクリーンURLを有効にする

さくらのVPS上で、Drupal7のお試しサイトを弄っているとき、クリーンURLが有効になっていないことに気がついたので、設定してみた。

管理メニューから環境設定→クリーンURLをクリックしたが、いつもの「クリーンURLを有効にする」チェックボックスが現れない。「設定を保存」ボタンのラベルが、「クリーンURLテストの実行」になっているので、取り敢えずこのボタンを押してテストを実行してみたが失敗した。

CleanURLsTest

クリーンURLを有効にするための3つのチェックポイント

クリーンURLの設定というのは、WordPressでいえばパーマリンク設定に当たり、例えばwww.hogehoge.jp/?q=userというURLがwww.hogehoge.jp/userという風に読みやすいURLに変換することをいう。これらの機能は、Apacheのmod_rewriteが有効になっていることが前提となる。そこで、先ずは、次の3点から確認してみた。

  1. mod_rewriteが有効になっていなければ端末から次のコマンドを実行
    $ sudo a2enmod rewrite
    
  2. .htaccessファイル中の次の4行がコメントアウトになっていないかを確認。
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
    RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
    RewriteCond %{REQUEST_URI} !=/favicon.ico
    RewriteRule ^ index.php [L]
    
  3. モジュール管理画面で、Pathモジュールのチェックボックスが外れていないかどうかの確認。

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UbuntuサーバーにDrupal7.17をインストール

久しぶりに、Drupalをインストールしてみた。今年の3月、Drupalの次期バージョン8がPHPフレームワークSymfony2のコンポーネントを採用するという発表があり、バージョン8の動向が気になっているが、何しろ、Drupalの知識は、バージョン6.17で止まったままなので、先ずは、安定版のバージョン7系から再挑戦してみた。

インストールの準備

Drupalの公認日本サイトに行くと、本家のサイトのDrupal7.17ダウンロードページにリンクが貼られているので、先ずはここからダウンロード。

Download Drupal 7.17というボタンをクリックすると、ダウンロードが始まる。ダウンロードしたファイルを解凍して、レンタルサーバーのドキュメントルート(webとかhtml_publicとか)に適当な名前のフォルダ(例えばdrupalとか)を作り、そこにFTPクライアントなどを使ってアップロードする。
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Debian/Ubuntuサーバーでバーチャルホストを設定する

DebianやUbuntuにApache2をインストールしたとき、デフォルトの状態では、ドキュメントルートは、/var/wwwとなる。例えば、/var/www下にtestフォルダを作った場合、ローカル環境では、ブラウザからhttp://localhost/test又はhttp://127.0.0.1/testとすれば、このフォルダ内のファイルにアクセスできる。

この設定は、さくらのVPSなどで、ファイルをインターネット上に公開する場合も基本的には同じだが、セキュリティ面や利便性を考慮して、別のフォルダを公開フォルダとすることもできる。

例えば、公開フォルダを/home/hoge/webとする場合の設定手順は次のとおり。
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さくらのVPSにUbuntu12.04をカスタムインストール



さくらのVPSの場合、CentOSの64bit版がデフォルトOSだが、DebianやFreeBSDなどをカスタムインストールすることができる。そこで、先ずは、カスタムOSに加わったばかりのUbuntu12.04をインストールしてみることにした。

Ubuntu12.04は、5年間のサポート(2017年4月まで)が約束された、いわゆるLTSで、デスクトップ版、サーバー版ともに2bit版と64bit版があるが、さくらのVPSでは、現在のところ64bit版のみが提供されている。なお、以下の記事は、Debian6.0の場合にもそのまま当てはまる。

カスタムOSインストール

先ずは、さくらVPSのコントロールパネルの左サイドメニューでOS再インストールをクリック。次に「カスタムOSインストールへ」というリンクをクリックして、次のページのOS選択で、Ubuntu12.04 amd64を選択。以下、さくらのオンラインマニュアルを参照のこと。
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DebianサーバーでsudoとOpenSSHを設定する

さくらのVPSを借りて、カスタムOSインストールでDebian 6.0を選択した場合、先ず最初にすべきことは、sudoとOpenSSH(Open Secure Shell)のインストールと設定だろう。

sudoのインストールと設定

Debianのインストールが完了後、さくらのVPSのリモートコンソール上からsuコマンドでスーパーユーザーとなり、sudoパッケージをインストールしよう。

# aptitude install sudo

この記事内では、パッケージのインストールや削除にaptitudeコマンドを使用している。aptitudeの代わりにapt-getコマンドを使っても良いが、どちらかに統一して使用した方がよい。aptitudeコマンドは、基本的な機能はapt-getコマンドとほとんど同じだが、removeの際に依存するライブラリが他のパッケージが依存していない場合は、いっしょに削除してくれるというメリットがある。

次に、スーパーユーザーのままで、visudoコマンドを実行。このコマンドは、sudoの設定ファイルである/etc/sudoersをデフォルトのエディタで編集するためのコマンド。普通にテキストエディタで編集するときと違い、終了時に構文上の間違いを指摘してくれる。

Debian 6.0のデフォルトエディタは、nanoを使用。

/etc/sudoersファイルの下から3行目あたりに、%sudo ALL=(ALL) ALLという一行があることを確認したら何もせずにnanoを終了。グループsudoにすべての実行権限が付与されていることが分かったので、ユーザーhoge(Debianインストール時に設定したユーザー名)をsudoグループに追加する。
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ServerMan@VPSでUbuntuが利用可能に

激安VPSで話題となったDTIのServerMan@VPSで、サーバーOSにubuntuを選択できるようになったようだ。11月10日にTwitter上で、「Ubuntuの要望はありませんか?」と問いかけたことがあったが、そのとき「ubuntuの要望もいただいており、こちらも前向きに検討中です!」という回答があった。

この質問の前に、swapについても質問したのだが、こちらも前向きに検討しているというニュアンスの回答があったので、近々swap対応にも期待できるかもしれない。 Continue Reading…