ActivatorベースとなったPlay Framework 2.3.1のセットアップ

JavaとScalaに対応するWebフレームワークPlay Frameworkのバージョン2.3が、今年の5月末にリリースされた。このバージョン以降、これまではオプション扱いだったTypesafe Activatorの利用が必須となった。

ということで、以下、Linux Mint Debian Edition環境にPlay Framework 2.3.1をセットアップして、使い心地などを試してみた。

Play Frameworkのダウンロードと新規プロジェクトの作成

先ずは、Play Frameworkの公式サイトのダウンロードページから、最新版のPlay Frameworkをダウンロードする。解凍後、次のコマンドで出来上がったフォルダに移動。

$ cd activator-1.2.3-minimal

続いて、次のコマンドで、新規プロジェクトを作成する。

$ ./activator new

JavaとScalaのテンプレート選択からプロジェクト名の入力へ進み、対話式で新規プロジェクト(今回はmyAppScalaという名称にした)が作成される。

Play23OnActivator01

次のコマンドによれば、対話式ではなく、直接myAppScalaという名前のScalaプロジェクトを作ることができる。

$ ./activator new myAppScala play-scala

同じように、myAppJavaという名のJavaプロジェクトを作りたい場合は、次のようになる。

$ ./activator new myAppJava play-java

ActivatorコマンドとPlayコンソール

上記コマンドにより、新規プロジェクトのフォルダ(今回はmyAppScalaとする)が出来た筈なので、先ずはそのフォルダに移動。

$ cd myAppScala

ここで、次のコマンドを打ち込めば、ビルトインサーバーが立ち上がる。

$ ./activator run

ブラウザからlocalhost:9000にアクセスすれば、Playユーザーにお馴染みの画面が表示される筈だ。

Play23OnActivator02

さらに、ビルトインサーバーが使用するポート番号9000を変更(例えば9800へ変更)したい場合、次のコマンドが使える。

$ ./activator "run 9800"

最後に、次のコマンドを打ち込み、Playコンソールを立ち上がること(終了は、Ctrlキー + C)を確認しておいてもらいたい。

$ ./activator

Activatorウェブインターフェイスエディタについて

以上のように、Play Frameworkのバージョン2.3以降は、Activatorツールの利用が必須になったとはいっても、実際のところ、playコマンドがactivatorコマンドに代わっただけで、Play Frameworkの使い勝手そのものに大きな変化はない。

ただ、これまでのPlayコマンドとは違って、Activatorはオンライン上でビルド作業を進めるので、Zipで圧縮されたActivatorのサイズは約1MBほどになる。以前のように大きなZipファイル(オフライン用のActivatorは今でもサイズは355MBある)をPC側にダウンロードする必要がなくなった。

また、次のコマンドにより、ウェブベースの統合開発環境Activatorウェブインターフェイスエディタ(以下Activator UI)が立ち上がるというおまけも付いて来た。

$ ./activator ui

お気に入りのIDEのある人にとって、Activator UIは、不要なおまけにしか過ぎないのかもしれないが、それでも、バージョンアップを重ねるごとに着実に進化している。

Play23OnActivator03

なお、Activatorの開発元のTypesafe社は、Scala言語を開発したMartin Odersky氏らが立ち上げた企業で、分散並列型アプリケーションフレームワークAkkaの開発元でもある。

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