BuddyPressのバージョンが1.2.5.2に上がっていた。前回は、WordPress3.0RC1とBuddyPress1.2.4.1の組み合わせでエラーが起きたが、このバージョンでは、WordPress3.0への対応を済ませている模様。
さっそく試してみたかったのだが、今は、BuddyPressをお試しできるWordPressのアカウントがないので、これを諦め、代わりにSOY CMSをインストールしてみた。
なお、以前、さくらインターネットにSQLite版のSOY CMSを試みたが、そのときは失敗に終わっている。
SOY CMSのインストール
レンタルサーバーへのインストールについては、SOY CMSのサイトに詳しいマニュアルが用意されているので、こちらを参照のこと。
なお、デスクトップ版Ubuntuの10.0.4にサーバー環境を構築する方法は、以前、このブログでも記事にしているので、そちらを参照にしていただきたい。
SOY CMSには、SQLite版とMySQL版のふたつがあるが、通常とは違って、何故かSQLite版が推奨されている。SQLiteとは、PHP5にバンドルされた軽量データベースで、これがあれば後付けのデータベースも必要なく、何の設定も必要ない。ただ、データベースを利用するCMSの世界では、MySQLが事実上の標準で、たとえSQLiteへの対応が謳われていても、ほとんどの場合、予備的な扱いだ。だから、新しいバージョンになって、SQLiteへのサポートが打ちきられるということもよくある話だ。
さっそくインストールを試みたが、CMSのインストールには必ずつきものとなっているデータベース設定がないというのは、実に快適だ。サイトからダウンロードしたファイル(今回はインストーラーなしのSQLite版)を展開して、五つのフォルダを公開領域(Ubuntuの場合は、/var/www)にcmsというフォルダを作って、そこに放り込むだけで作業が終了する。
後は、http://localhost/cms/adminにアクセスして、ユーザー名とパスワードを登録すれば、インストールはほぼ完了だ。途中、cmsフォルダやadminフォルダのパーミッションを書き込み可能にせよというメッセージが出てくる。ローカル環境なので、セキュリティに神経質になる必要はないので、すべて777でよいだろう。あと、次の3つのフォルダについても、同じようにパーミッションを777にするように指示された。
cms/common/db
cms/admin/cache
cms/soycms/cache
サイト名やIDを登録すると、次のようになる。
現時点では、具体的な利用目的がないので、しばらくは時間を見つけて、弄ってみる予定。