以前、ブログの記事や固定ページでPHPコードが使えるプラグインとして、Exec-PHPについての記事を書いた。この記事でも触れたように、Exec-PHPは優れたプラグインで、安定性にも定評があるのだが、使用するに当たってはビジュアルエディタをオフにしなければならないという欠点があった。
私の場合、ほとんどHTMLエディタしか使わないので、特に気にならなかったのだが、それでもときどき、ビジュアルエディタを使いたくなることもある。
そこで、ビジュアルエディタと両立できるプラグインとして、本日PHP Executionをお試しインストールしてみた。インストール後、PHPコードを埋め込んだ記事をビジュアルエディタで編集するとこうなった。
記事下のPHPという画像の部分にPHPコードが書かれていて、HTMLエディタに切り替えると、コードが表示される。また、セキュリティ上の問題が生じないように、記事中のPHPを編集したり実行できる人に制限を加えることができるようにもなっている。
前回Exec-PHPをインストールする際にも、どちらをインストールするか迷ったが、WordPress.orgの動作投票で、Exec-PHPが15対2でWordPress3.0.1で動作するとなっていたのに対して、PHP Executionは投票数が2で、情報不足となっていたため、Exec-PHPを選んだ。
他にも、ビジュアルエディタと両立できるプラグインとして、 Inline PHPなどがあるが、何も手を加えずPHPコードを書き込めば良いPHP Executionに対して、こちらは、PHPコード部分をexecタグで囲むという方式となっている。
この辺りは、好みの問題もあるだろうから、いろいろと試してみるとよいと思う。