4月5日にUpdate Pack 4が発表されて以来、何度もアップデートを試みましたが、サーバーにアクセスが集中しているようで、ダウンロードの時間が以上に長く、途中で何度かタイムアウトします。
これはある意味、最近のLinux Mintの人気を裏付けているのかもしれませんね。ただ、クリーンインストールで問題ない人は、iosイメージをダウンロードしてインストールした方がよいかもしれません。
MATEがデフォルトになったLinux Mint Debian Edition
ということで、Linux Mint本家から自分の環境に適合するisoイメージをダウンロードして、DVDに焼き付け、いつものレガシーVAIOノートにクリーンインストールしてみました。
今回のリリースの目玉は、デスクトップ環境がMATEとCinnamon版（Xfce版は従来どおり）になったという点です。デフォルトデスクトップは、MATEです。
ログイン時に「その他」を選択してCinnamonを選べば次のとおり。
MATEもCinnamonも、先にリリースされたLinux Mint 12上で試していますので、大きなインパクトはないものの、その完成度の高さに改めて感心してしまいます。
ちなみに、日本語インプットメソッドのiBusのマーク表示にあった小さなバクもLinux Mint Debian Editionではフィックスされています。
もはやLinux Mint 12と区別がつかないレベル
Linux Mint Debian EditionにiBus-anthyをインストールした直後、システム・モニターで確認した結果は次のとおり。
同じ条件で、Linux Mint 12で計測した結界は次のとおり。
体感速度上では、思ったほどの差はありませんが、それでも数字上では、Linux Mint Debian EditionはLinux Mint 12の約3分の2のメモリ消費量で動作していることになります。
さらに、MATEやCinnamonが採用されたおかげで、Linux Mint Debian Editionのデスクトップは格段に美しくなっています。一見しただけでは、Linux Mint 12との差はほとんど感じられないレベルに達しています。
デスクトップの美しさと動作の軽快さの両立という点で、Linux Mint Debian Editionは、Linux Mintファミリーの最高峰に近づいていると勝手に断言しているのですが、どうでしょう。
