Ubuntu 12.10で動かなくなった無線LANドライバーの再設定

Ubuntu 12.10から12.10にアップグレードしましたが、最近になってどうも調子が悪い。まあ、これはUbuntuをアップグレードした直後によくあることです。いつものようにデータのバックアップを取り、クリーンインストールしてみました。ところが、今度は、無線LANが動かなくなってしまいました。

PCを再起動して、Windows 8で立ち上げてみると、ネットワークアダプタは何の問題もなく動作しています。

BroadcomDriver

そこで、もう一度PCを再起動して、Ubuntuを立ち上げ、次のコマンドを実行。Broadcomのデバイス情報を検索してみました。

lspci | grep "Broadcom" 
 

Network controllerの欄に、Broadcom Corporation BCM4313とあったので、この情報をもとにググって次のページに行き着きました。

このページは、Ubuntu 12.04の質問コーナーでの回答ですが、12.10でも何とかなりそうな感じです。

sudo apt-get purge bcmwl-kernel-source broadcom-sta-common broadcom-sta-source
sudo apt-get install b43-fwcutter firmware-b43-installer

なお、このページではここで、sudo echo b43 >> /etc/modulesを実行せよとなっていますが、これだと、「bash: /etc/modules: 許可がありません」と言われてしまいます。そこで、次のコマンドによって、予めスーパーユーザーになっておきます。

sudo -i
 

又は次のコマンド。

sudo su -
 

上記のコマンドはダイレクトにsuコマンドを実行するのと同じことです。直接suコマンドを実行してもいいのですが、その場合は別途パスワードを設定しなければならないので、上記のやり方がお薦めです。

パスワードを入力してスーパーユーザーになったら、最後に下記のコマンドを実行します。

echo b43 >> /etc/modules
 

これで、再起動後は、問題なく無線LANが使えるようになる筈です。Broadcomの無線LANアダプタで同じような症状に悩まされている方はお試しあれ。

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