LinuxでddコマンドによりisoイメージをUSBメモリに書き込む方法

最近、Linuxディストロのお試しには、Virtualboxを利用することが多くなりました。ただ、体感速度など、実際にインストールしてみなければ分からないケースも多々あります。

そんなときは、サイズ1GBから2GBくらいの余ったUSBメモリ(このサイズのものをわざわざ買うと割高になるのでご注意を)を活用します。

今回は、Linux上で約2GBのUSBメモリにLinux Mint 18.1 CinnamonのISOインストールディスクイメージを書き込むという想定で、その方法をメモに残してみました。

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デバイス名の確認

Windows上では、ブート可能なISOイメージをUSBメモリに書き込むためのGUIツールはたくさんありますが、Linux上では主に、端末から、ddコマンド(ddはdataset definitionの略)を利用して書き込みを行うことになります。GUIツールと違って、一文字でも違うと、大切なデータを消失してしまうという危険があるので、DDコマンドを打ち込む前には、デバイス名をしっかり確認しておくことが重要です。

デバイス名の確認には、fdiskコマンドが利用できます。

sudo fdisk -l 
 

fdiskコマンドの実行結果は次のとおり。

今回は、サイズ1.9GBの/dev/sddがisoイメージを書き込みたいUSBメモリのデバイス名ということになります。/dev/sdd1といったパーティションは指定できません。

ddコマンドの実行

USBメモリのデバイス名がわかったので、isoイメージのある場所に移動して、以下のコマンドを打ち込みます。if=以降に書き込みたいisoイメージ、of=以降に書き込み先のデバイス名を入力します。

sudo dd if=./linuxmint-18.1-cinnamon-64bit.iso of=/dev/sdd bs=1048576
 

なお、bs=1048576は、一度に読み書きするサイズを1048576バイト(約1MB)にせよという指示。デフォルトは512KBとなっています。

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