CinnamonによるUbuntu 12.04のLinux Mint化

下記のスクリーンショットは、Ubuntu 12.04にCinnamonをインストールして、デスクトップ環境をLinux Mintっぽく(壁紙はLinux Mint Debianだけど)設定したものだ。MintメニューにUbuntu OneやUbuntuソフトウエアセンターという項目があることがその証拠だ。

そもそもLinux MintはUbuntuベースのディストリだ。そのLinux Mintに採用されているデスクトップ環境であるCinnamonをインストールするなら、こういう結果になって当たり前である。ところが、実際にインストールしてみると、想像以上に簡単にLinux Mint化できてしまうので、驚きを通り越して感動さえ覚えてしまう。

というわけで、以下CinnamonによるUbuntu 12.04のLinux Mint化の手順をどうぞ。
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さくらのVPSにUbuntu12.04をカスタムインストール



さくらのVPSの場合、CentOSの64bit版がデフォルトOSだが、DebianやFreeBSDなどをカスタムインストールすることができる。そこで、先ずは、カスタムOSに加わったばかりのUbuntu12.04をインストールしてみることにした。

Ubuntu12.04は、5年間のサポート(2017年4月まで)が約束された、いわゆるLTSで、デスクトップ版、サーバー版ともに2bit版と64bit版があるが、さくらのVPSでは、現在のところ64bit版のみが提供されている。なお、以下の記事は、Debian6.0の場合にもそのまま当てはまる。

カスタムOSインストール

先ずは、さくらVPSのコントロールパネルの左サイドメニューでOS再インストールをクリック。次に「カスタムOSインストールへ」というリンクをクリックして、次のページのOS選択で、Ubuntu12.04 amd64を選択。以下、さくらのオンラインマニュアルを参照のこと。
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Mac miniと外付けHDDで作るUbuntuトリプルブート環境

アップルが、Macにインテル製のCPUを採用するようになって以来、Mac上でWindowsが走るということはもはや常識。

この画期的な仕組みを実現してくれるのがBoot Campと呼ばれるソフトウェアで、Intel Macで採用されているファームウェアEFI(通常のPCではBIOS)からWindowsをブートさせてくれるという優れもの。Mac OSX10.5 Leopard以降からは、OS標準のソフトウェアでもある。

外付けHDDに3つ目のOSを追加する

今回は、Boot Campでデュアルブート化されたMacに、第三のOSとしてUbuntu 12.04 LTSを追加してみようということで、デスクトップタイプのMac miniのエントリタイプ(2GBメモリ、HDD500GB、Mac OS X Lion)と500GBの外付けHDDを用意した。

こちらのサイトなどを参考にもらって、Boot Campを利用して内蔵HDDにはすでにMac OS XとWindows7がインストールされているという前提で話を進めている。

また、外付けHDDのパーティションは、先頭から250GB~350GBを共通データ置き場とし、Fat形式又はexFat形式でフォーマットされ、残りをUbuntuのルートディレクトトとスワップ領域といった具合にフォーマットされているものとする。

exFat形式については、後述するので、自分の環境に合うようであれば、こちらを推奨。

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GUIツールに頼らないgrub2の設定方法

Startup-Managerは、WindowsやLinuxをデュアルブート、トリプルブートで使うユーザーにとっては、必須ともいえるGUIツールだったのだが、Ubuntu12.04LTSのリリースとともに、リポジトリからその姿を消した。

Startup-Managerの代替となるGUIツールとして、grub-customizerがあちこちで紹介されているようだが、今回は、GUIアプリに頼らず、昔ながらのやり方でgrub2を設定してみた。

メニューエントリへの登録

先ずは、次のコマンドでデバイスマップを作成する。

 $ sudo grub-mkdevicemap

 

デフォルト起動OSの設定

次に、起動時間やデフォルトの起動OSを変更してみる。
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Ubuntu 12.04 LTSでUnityの逆襲は始まったか


Ubuntu 12.04 LTSがリリースされということで、連休を利用して、ノートPCの内臓HDDの片隅にインストールしてみた。

Desktop 日本語 Remix CDによるインストール

Ubuntuのホームページから、自身のPCのスペックに合ったUbuntu 12.04 LTSのisoイメージをダウンロードしてCDに焼き付ける。すでにDesktop 日本語 Remix CDもリリースされている。ただし、32bit版(x86用)のみ。
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Linux Mint Debian EditionでSeaMonkeyをお試ししてみた

SeaMonkeyとは、2005年3月に開発が打ち切りとなったMozillaの後を引き継いだインターネット統合アプリケーションだ。なお、Mozillaは、ブラウザやメール、HTMLエディタなどが一体となったネスケ(Netscape Communicator)からソースコードを引き継いでいる。

Mozillaの開発を打ちきったMozilla Foundationは、Mozilla FirefoxとMozilla Thunderbirdの開発に注力して成功を収める。このとき、Googleの社員が業務の一貫としてFirefoxのソースコードを書いていたという話は有名だが、後に、GoogleはFirefoxのソースコードを基にして、Chromeという独自のブラウザを開発した。

今になって考えてみると、GmailやGoogle Docsを有するGoogleにとっては、Chromeは単なるブラウザではなく、インターネット統合アプリケーションだったということになる。
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トリプルブートでUbuntu11.04に再挑戦

前回の記事の後、VAIOにもLinux Mint Debianをインストールしてみたが、VAIOとは相性が悪い(他のPCでは問題なし)ようなので、HDDにもう一つ別のLinuxディストリビューションを追加して、Windowsを含めたトリプルブート環境を構築してみようということになった。

WindowsとLinux2つのトリプルブート環境の作り方

以前は、Windowsのブートマネージャーを利用してトリプルブートを構築する方法が一般的だったが、今はGRUBを利用する方がはるかに簡単で安全だ。手順は以下のとおり。追加するLinuxディストリビューションは、取り敢えずUbuntu11.04を選んでみた。

なお、先にインストールされているLinux(今回の場合はLinux Mint Debian)によって、HDDの先頭にはすでにGRUBがインストールされているものとする。

  1. Gpartedなどを使って、先にインストールしているLinuxの後ろに2番めのLinuxをインストールするパーティションを作っておく。
  2. インストール用のCDでパソコンを立ち上げて、インストールを開始。

    Ubuntu11.04インストールその1

  3. 通常どおりインストールを進めて、ディスク領域の割り当てのところになったら、「それ以外」を選択する。

    Ubuntu11.04インストールその2

  4. 最下部のDevice for boot loader insatallationで、自分がUbuntuをインストールしたいと考えているパーティションを選択した後、そのパーテションにファイルタイプやマウントポイントを設定してOKボタンを押す。

  5. Ubuntuのインストールが完了したら、再起動。この段階では、GRUBはUbuntuを認識していないので、LMDEを選択してログインする。
  6. synapticパッケージマネージャで、startupmanagerと検索して、これをインストール。
  7. スタートアップマネージャーを起動して、待機時間やデフォルトのオペレーティングシステムを選択する。デフォルトのオペレーティングシステムの候補のひとつにUbuntuが加えられていることを確認。

  8. システムを再起動する。

クリーンインストールで復活したUbuntu11.04

以上で、Windowsと2つのLinuxというトリプルブート環境が完成した。

10.10からアップデートした直後、頻繁にクラッシュしたUbuntu11.04だったが、クリーンインストールした後、かれこれ3週間以上も動き続けている。今のところ何の問題も起きていない。クリーンインストールした直後、80個以上のアップデートがあったので、前回起きたクラッシュの原因は、初期段階で修正された可能性が高い。また、前回は、10.04から順次アップグレードしたUbuntuで起きた問題なので、10.04時代から引き継いでいた何らかの古い設定が、クラッシュが引き起こされた可能性もあるだろう。

まあ、とにかく、引退間近の古いVAIOノートでUbuntu11.04が快適に動いているのは事実だ。Unityの採用によって全体の動作がまったりした感じにはなったものの、、ユーザビリティは格段に向上している。古めのマシンの場合、Unityを使わないクラシックUbuntuという選択肢もあるのだが、体感速度はあまり変わらないような気がする。Ubuntu11.04ベースのLinux Mint 11も発表されたので、次回はそちらを試してみたい。

Ubuntu 11.04からLinux Mint Debian Editionへ

昨夜、自宅のノートPCのUbuntuを11.04にアップロードした。今回のバージョンアップの目玉のひとつは、デスクトップ環境のUnityだが、ビデオチップの性能によってはインストールできないらしいという話だったので、自宅のノートPCでは無理かなと思いつつ、ダメモトでトライしてみた。

このPCは、途中ハードディスク交換やメモリ増設をしながら、今年で6年目に突入したという年代物のVAIOで、スペックは次のとおり。


CPU:Celeron M 360 @ 1.40GHz
メモリ:2GB
HDD:120GB
ビデオチップ:Intel 915GM Express
ビデオメモリ:128MB(メモリ共用)
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Ubuntuローカル環境へのZen CartインストールとSSL設定

Ubuntu10.10のローカル環境にZen Cartをインストールしたら、文字化けを起こして管理画面にも入れない状態となった。文字化けに関しては、Zen Cartのフォーラムに「文字化け」に関しての質問というトピックにヒントがあった。

トピックで指摘されている通り、phpMyAdminでデータベースを作成するとき、照会順序をutf-8_general_ciにしてやると、文字化けはあっさり解決した。ただし、管理画面の方は、相変わらず真っ白のままで、ログインできない状態。

ブラウザをFirefoxからGoogle Chromeに切り替えてみると、この真っ白な状態が500 internal server errorであることが分かって、.htaccessの設定など弄ってみたが、結局、問題は解決しなかった。

まあ、無理にローカル環境にZen Cartをインストールしなくても、レンタルサーバー上にお試し環境を作っても構わないのだが、それじゃ何だかすっきりしない。そこで「これはSSLを設定していないからではないか」という根拠のない直感を信じて、UbuntuにSSLの設定を行ってみた。
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Splashtop OSはマイクロソフト反撃の狼煙か?

マイクロソフトはDeviceVM社と共同でSplashtop OSを発表。Gigazineにリポート記事があった。電源投入からわずか5秒で瞬間起動するとういう「Splashtop OS」は、Windowsに取って代わるOSではなくて、Windowsと共存するOSらしい。

これは、WebやメールのチェックのためにPCを立ち上げようとすることの多い、ユーザーにとっては朗報かもしれない。

でも、この謳い文句ってどこかで聞いたことがないだろうか。そう、これはGoogleのChrome OSの謳い文句と同じなのだ。しかも、Splashtop OSはChrome OSと同じくLinuxベースのOSだ。Splashtop OSの場合は検索エンジンは、当然のごとくマイクロソフト製のBingとなっているが、ここをGoogleに変えてしまうと、ますますChrome OSっぽくなる。

実際にはSplashtop OSを触ってみなければ何とも言えないが、それでもどうやらこれは、近々発表されるだろうChrome OSへの対抗策のひとつのようだ。

Ubuntuファンの私にとっては、今年の四月に発表されたGoogle Cloud Printの行く末のほうが気になっているのだが、それでも、これから展開するだろうマイクロソフト対Googleのブラウザ&OS戦争は今後も何かと派手な話題を提供してくれそうだ。