遅ればせながらiOS4にアップグレード。Ubuntuとデュアルブートで使っているノートパソコンのWindowsで、iPhoneが認識されないという問題に悩まされて、iOS4にアップグレードできない状況が続いていたが、本日、デスクトップ機にiTunesを再インストールして、何とかアップグレードに成功した。
ダウンロードに約15分、アップデート作業に約15分の計30分。初期画面はこんな感じになった。ある程度、動作が遅くなることは覚悟していたが、思ったよりもサクサクと動いている。問題はバッテリーの消費量だが、それはこれから検証したいと思っている。
すでに、iOS4にアップグレードしたという記事はあちこちにあるので、今更この投稿でiOS4の新機能をレポートしても、あまり価値はないが、iOS4へのバージョンアップがきっかけとなって、実に画期的な発見をした。
それは、Ubuntu上にiPhoneアイコンが現れて、写真などに直接アクセスできるということだ。いちいち、Windowsに切り替えてiTunesを立ち上げなくてもよくなったことは、個人的にはうれしい発見なのだ。
実は、この機能、iOS4からできるようになったのではなく、Ubuntu 10.0.4からできるようになったもので、すでに今年の3月にはマイコミジャーナルの記事でも取り上げられていた。
しかしながら、この記事にも「今後、AppleからのクレームでUbuntuが同機能を削除する、あるいはApple側で対策を施すといった進展があるかもしれない」という一節があるように、この機能が永遠に提供される保証はないが、取り敢えずiOS4まで、この機能は削除されずにいるということは、何とも嬉しい誤算だ。
なお、この投稿で使用しているアップグレード直後のiPhoneのスクリーンショットは、Ubuntuから直接取り出したもので、写真は、DCIMの100APPLEフォルダのなかにあった。