スタードメインでドメイン管理を申し込むと1ドメイン毎におまけのサーバーがサーバーが付いてきます。これが、以前の記事でも取り上げたスターサーバープラスです。
前回WordPress3.2.1をインストールした時点では、まだベータ版でしたが、11月4日をもって正式版となりました。この間、WordPress3.2.1は問題もなく動作し続けていて、レスポンスもまずまずです。これがおまけのサーバーとはとても思えません。
ちなみ、このお試しサイトにインストールして動作を確認したプラグインは次のとおり。
- Contact Form 7
- Ktai Style
- Lightbox 2
- WordPress Importer
- WPtouch
ただし、スターサーバープラスには、一部のPHP関数への利用制限やフォルダ、ファイルグループへの書き込み権限の制限(707や777とできない)などがあるので、すべてのプラグインが使えるという保証はありません。
実をいうと、10月の時点では、WordPressだけでなく、CodeIgniterベースのSeezooCMSのインストールにも成功していましたが、正式サービスのスタート直前に、PHP関数に対する新たな利用制限などが加えられ、動かなくなりました。
まあ、年間ドメイン管理料だけで、WordPressがサクサク動くサーバーが利用できるのですから、これ以上の贅沢はいえないかもしれませんが、今後、規制緩和あればうれしいなという淡い期待は持っています。
WordPress 3.3RC1もサクサク動く
正式リリースが間近に迫ったWordPress 3.3のRC1もスターサーバープラスで動作確認を行ってみました。
インストール手順はいつもの通りで、WordPressのサイトから日本語版(もちろん英語版でもよい)をダウンロードして、適当な場所で展開。これをFTPクライアント(前もってFTPの設定は行っておく)などで、サーバーにアップロードして、ブラウザでアクセスすれば、インストールが始まります。
次へボタンを押して画面を移動しながら、wp-config.phpの作成、データベースの設定と進み、最後にユーザー名や電子メールなどを登録すれば完了です。
前バージョンまでは、wp-config.phpを手動で行わなければなりませんでしたが、3.3RC1ではこれを自動で作成してくれるので、これだけでも、入門者には随分敷居が低くなっていると思います。また、最初のログイン時に出てくるメッセージ(2回目から非表示にできる)もユーザーフレンドリで好感度は高いです。また、ヘルプ機能が大幅に向上していて、こちらも入門者にやさしい設計となっているように思えます。
全体的に、今回のアップグレードは、操作性の向上に重きが置かれているようで、今後ますますWordPressユーザーが増えていく予感がします。
冒頭で紹介したスターサーバープラスでは、最低でもWordPressが動くことを目標にチューニングれているようなので、特殊なプラグインを使わない限りバージョン3.3も問題なく動作しそうです。
【追 記】20140716
2013年9月30日で、無料サーバー機能「スターサーバープラス」の新規受付は終了しました。